梅山いつき(カリキュラムディレクター)
演劇研究者。東奔西走して劇場をめぐる放浪評論家。1981年新潟県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学演劇博物館で小劇場演劇の作家や水族館劇場等、野外劇に関する企画展を手がけ、現在、近畿大学准教授。アングラ演劇をめぐる研究や、野外演劇集団にスポットを当てたフィールドワークを展開している。KYOTO EXPERIMENTの実行委員および批評プロジェクト・メンター、EPAD教育開発メンバー等もつとめている。著書に『佐藤信と「運動」の演劇』(作品社、第26回AICT演劇評論賞受賞)、『アングラ演劇論』(作品社、第18回AICT演劇評論賞受賞)、『60年代演劇再考』(岡室美奈子との共編著、水声社)など。
国際情勢や経済状況が急激に変化し続けているなかで、劇場はどのような役割をはたせるのか? コロナ禍以降、演劇団体・表現者個人が自立して表現活動を続けていくのが困難な状況が続いています。どうすればこの状況を乗り越えられる環境を創出できるのか?若葉町ウォーフの代表である佐藤信が半世紀以上にわたって問うてきた、劇場と社会のつながりについて世代を超えてともに考える場として波止場の学校はうまれました。いま、なにかに疑問を持ち、少し立ちどまって考えてみたい方、ジャンルや経験は問いません。ぜひご参加ください。
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